AIってなに? スマホで何ができるの?
AIは、スマホに話しかけたり文字を打ったりすると、人と話すように答えてくれる道具です。献立や手紙の下書き、調べもの、写真の花の名前を聞くことなどができ、ChatGPTやGeminiなら無料で始められます。
- はじめてAIにさわる方へ
- 家事や子育てに使いたい方へ
- 親にAIを教えたいご家族へ
- AIは「何でも知っている先生」ではなく「下書きと相談が得意な手伝い役」
- 得意なのは、考えを出す・文章を書く・やさしく言い換える・写真を読み取ること
- 苦手なのは、最新のことや細かい事実。まちがえることがあるので、大事なことは確かめる
- ChatGPTとGeminiは無料で使える。名前・住所・口座の番号は入れない
- AI(エーアイ)
- 人の言葉を読んで、それらしい答えを返してくれるコンピューターの仕組み
- 生成AI
- 文章や絵を、新しく作り出せるAIのこと。この記事で言うAIは、ほとんどがこれ
- アプリ
- スマホに入れて使う道具。LINEやカメラもアプリの1つ
- アカウント
- そのサービスを使うための、自分専用の登録。メールアドレスなどで作ります
- お願いの文
- AIに話しかける言葉。プロンプトとも呼ばれます
AIは「相談すると下書きを作ってくれる手伝い役」
テレビや新聞で、AIという言葉を聞かない日はなくなりました。でも、「結局、何をしてくれるの?」と思っている方は多いのではないでしょうか。
いちばん近いたとえは、相談すると、下書きを作ってくれる手伝い役です。
たとえば「今夜の晩ごはん、何にしよう」と話しかけると、献立を考えてくれます。「お礼の手紙を書きたい」と言えば、手紙の下書きを書いてくれます。人と話すのと同じように、ふつうの言葉で話しかければいいのです。
AIとの会話の例
冷蔵庫に大根と鶏肉があります。ふたり分の晩ごはんを1つ教えてください。
鶏と大根の煮物はいかがでしょう。大根を下ゆでしてから、鶏肉と一緒に、しょうゆとみりんで15分ほど煮ます。
スマホのAIで、何ができるの?
暮らしの中で、たとえばこんなことができます。
| こんなとき | AIに頼めること |
|---|---|
| ごはんに迷ったとき | 冷蔵庫にあるもので作れる献立を考えてもらう |
| 手紙やLINEの返事に迷ったとき | ていねいな言い方の下書きを書いてもらう |
| わからない言葉が出てきたとき | ニュースやチラシの言葉を、やさしく言い換えてもらう |
| 花の名前がわからないとき | 写真を見せて、名前の候補を聞く |
| おでかけの前に | 日帰りの行き先や、見どころを相談する |
| 病院に行く前に | 先生に聞くことのメモを一緒に作る |
文字を打つのが大変な方は、声で話しかけることもできます。マイクのボタンを押して話せば、AIが聞き取って答えてくれます。
AIが苦手なことは?
便利な道具ですが、苦手なこともあります。ここを知っておくと、安心して使えます。
- まちがえることがある。もっともらしい言い方で、ちがうことを答えることがあります
- 最新のことに弱い。今日の電車の時刻や、お店の営業日などは、まちがえやすいです
- あなたのことを知らない。こちらが伝えたことだけを手がかりに答えます
ですから、お金・健康・契約のように大事なことは、最後に必ず人や公式の案内で確かめるのが約束です。AIは「相談の準備」や「下書き」に使うと、いちばん力を発揮します。
どのAIを使えばいいの?
はじめての方には、次の2つがおすすめです。どちらも無料で使えます(2026年10月に各社の公式の案内で確認)。
- ChatGPT(チャットジーピーティー):登録しなくても試せます。声で会話、写真を見せて質問、絵づくりまで無料でできます(回数に上限あり)
- Gemini(ジェミニ):Googleのアカウントで使えます。Androidのスマホの方は、はじめから入っていることも多いです
ほかのAIとのちがいは、無料のAI早見表で1枚にまとめています。
はじめる前に、知っておきたいことは?
AIを使う前に、ひとつだけ覚えておいてください。名前・住所・電話番号・口座の番号は、AIに入れないことです。
入力した内容が、AIをよくするために使われることがあります。相談するときは「70代の女性が」「近所の方が」のように、だれのことかわからない形で書けば十分です。
くわしくはAIに入れてはいけない情報と、安心ガイドにまとめています。
次は、どのAIを使えばいいかを見ていきましょう。
お手本 そのまま使えるお願いの文
AIとはどんなものか、70歳のわたしにもわかるように、3つのたとえを使って説明してください。
AIは、たとえるなら①何でも気軽に聞ける近所の物知りさん、②手紙の下書きを書いてくれる代筆屋さん、③写真を見て説明してくれる案内係さん、のようなものです。ただ、物知りさんでもまちがえることがあるので、大事なことは確かめてくださいね。
上の「お手本」をコピーして、ChatGPTかGeminiに送ってみましょう。返ってきた3つのたとえの中で、いちばんしっくりきたものを1つ選んでみてください。
AIには、名前・住所・電話番号・口座やカードの番号を入れないでください。相談は「70代の女性が」のように、だれのことかわからない形でも、ちゃんと答えてもらえます。
親御さんに説明するときは「なんでも答えてくれる機械」より「相談すると下書きを作ってくれる手伝い役」と伝えると、まちがいがあっても驚かずに使えます。
よくある質問
AIを使うのに、お金はかかりますか?
ChatGPTやGeminiは、無料で使えます。有料のプランもありますが、はじめは無料の範囲で十分です。有料プランはアプリを消しても解約にならないので、申し込む前に家族に相談しましょう。
スマホが古くても使えますか?
ChatGPTやGeminiのアプリは、多くのスマホで使えます。アプリが入らない場合でも、スマホのインターネット(SafariやChrome)からchatgpt.comを開けば試せます。
AIは、こちらの話を全部覚えていますか?
会話の記録は残ります。入力した内容が、AIをよくするために使われることもあるので、知られたくない話は入れないのが基本です。学習に使わせない設定もあります。
AIとSiriは同じものですか?
似ていますが、同じではありません。Siriはスマホを動かす手伝いが得意です。ChatGPTやGeminiは、相談や文章づくりが得意です。
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AIの画面・料金・できることは、提供している会社の都合でよく変わります。この記事は2026年10月16日時点の公式の案内をもとに書いています。 AIの答えはまちがえることがあります。お金・健康・契約にかかわることは、最後に必ず人(お医者さん・窓口・家族)に確かめてください。