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ChatGPTで俳句や短歌は作れる? 添削をお願いするときの言い方

くらし はじめて 公開 2026年9月25日 確認 2026年10月16日 読むのに約4分

ひとことで言うと

作れますし、添削の相談にも使えます。自分の句を書いて「音の数・季語・言い換えの候補を見てください。直しすぎないで」と頼むと、推敲の手がかりをくれます。ただ、音の数や季語をまちがえることもあるので、最後は自分で確かめて決めます。

  • はじめてAIにさわる方へ
ことばの手帖(この記事に出てくる言葉)
添削(てんさく)
作品を読んで、よくなるように手を入れること
推敲(すいこう)
言葉を何度も練り直して、作品をよくしていくこと
季語
俳句で季節をあらわす言葉。「柿」は秋、「桜」は春など
季重なり(きがさなり)
1つの句に季語が2つ以上入っていること。避けたほうがよいとされることが多い
お願いの文
AIに話しかける言葉。プロンプトとも呼ばれます

AIは、ノートの横にいる「相談相手」になります

俳句や短歌を作っていると、「この言い方でいいのかな」と迷うことがありますよね。句会の日まで先生に聞けない。家族に見せるのは、ちょっと照れくさい。

そんなとき、ChatGPTのようなAIは、気軽に聞ける相談相手になります。夜中でも、何回聞き直しても、いやな顔をしません。

AIに頼みやすいのは、たとえば次のようなことです。

こんなときAIに頼めること
音の数が合っているか不安五・七・五(短歌は五・七・五・七・七)を数えてもらう
季語がわからない季語が入っているか、どの季節の言葉かを聞く
言葉がしっくりこない同じ意味の別の言い方を、いくつか出してもらう
題材が思いつかない「秋の夕方を詠むなら、どんな場面がある?」と聞く

ChatGPTは無料で使えます。まだ入れていない方は、ChatGPTをスマホで始めるには?を先にどうぞ。

添削を頼むとき、どう書けばいい?

コツは3つです。

  1. 自分の句を、そのまま書く。かぎかっこ(「」)でくくると、どこが作品かが伝わります
  2. 見てほしい点を、番号で書く。「①音の数、②季語、③言い換え」のように並べると、答えも番号順に返ってきます
  3. 「直しすぎないで」と添える。何も言わないと、AIは句をまるごと作り直してしまうことがあります

ChatGPTとの会話の例

短歌の添削をお願いします。「朝顔の つるの先まで 水やりて 孫の帰りを 指折り数う」。音の数と、気になる言葉があれば1つだけ教えてください。直しすぎないでください。

音の数は五・七・五・七・七になっています。「水やりて」は、「水をやり」とすると、朝の動きが少しやわらかく伝わるかもしれません。ほかはそのままで、気持ちがよく伝わる歌だと思います。

返事を読んで、もっと聞きたいことがあれば、続けて書けば大丈夫です。「2つめの案を、もう少し古風な言い方で」「季語を変えずに、ほかの言い方を」のように頼めます。

AIに一から作ってもらうのは、どうなの?

AIは、俳句や短歌を一から作ることもできます。「秋の月を詠んだ俳句を3つ」と頼めば、すぐに出てきます。

ただ、それはAIが作ったもので、あなたの作品ではありません。句会や新聞の投稿欄、コンテストに出すときは、AIを使ってよいかの決まりを先に確かめましょう。応募の決まりに書かれていることがあります。

おすすめは、作る手前の手伝いに使うことです。

  • 「秋の季語を10個、意味つきで教えて」と聞いて、季語の引き出しを増やす
  • 「孫の運動会を詠むなら、どんな場面がありそう?」と聞いて、題材を探す
  • 自分で作った句を見せて、「この句から思いうかぶ景色を説明して」と頼み、伝わり方を確かめる

最後の使い方は、意外と役に立ちます。自分では伝えたつもりの景色が、AIの説明でちがって読まれていたら、言葉を練り直す手がかりになります。

AIの添削で、気をつけることは?

AIは、まちがえることがあります。俳句や短歌で特に気をつけたいのは、次の3つです。

  1. 音の数をまちがえる。小さい「っ」「ゃ」や、のばす音の数え方で、ずれることがあります
  2. 季語の季節をまちがえる。季節の分け方は、歳時記によってもちがいます
  3. ありふれた言い方に寄せがち。AIの案は、よく見る言い回しになりやすいものです

ですから、AIの答えは「候補」として受け取ってください。音の数は、最後に自分で指を折って数え直します。季語は、手元の歳時記で確かめます。

作品のよしあしを決めるのは、あなた自身と、句会の先生や仲間です。AIは、迷ったときに声をかけられる相談相手くらいに考えると、ちょうどよく付き合えます。

お願いの文の書き方は、AIへのお願いは、どう書けばいい?でもくわしく説明しています。

お手本 そのまま使えるお願いの文

俳句の添削をお願いします。わたしの句は【柿ひとつ 縁側に置く 母の秋】です。①五・七・五の音の数、②季語と季節、③もっとよくなる言い方を2つ、の順で教えてください。直しすぎず、わたしの言葉をできるだけ残してください。

AIの返事の例(ChatGPT・Geminiなど)。返事は毎回すこしずつ変わります

①音の数は「かきひとつ(5)・えんがわにおく(7)・ははのあき(5)」で、五・七・五になっています。②「柿」は秋の季語です。「秋」も季語なので、季語が2つ入っています(季重なり)。③たとえば「柿ひとつ 縁側に置く 母の留守」「縁側に 柿ひとつ置く 母の背な」はいかがでしょう。

きょうの、やってみよう

最近作った俳句か短歌を1つ選んで、上の「お手本」の【 】の中を自分の作品に書きかえて、ChatGPTに送ってみましょう。返ってきた言い換えの中に、使いたい言葉が1つあれば十分です。

ここだけは気をつけて

家族や友人の名前、住んでいる町の名前が入った作品は、そのまま送らずに「Aさん」「となり町」などに書きかえてから相談しましょう。

ご家族の方へ

俳句や短歌が趣味の親御さんには、「AIは先生ではなく、ノートの横にいる相談相手」と伝えてください。直してもらうより、言葉の候補を出してもらう使い方のほうが、作る楽しみを残せます。

よくある質問

AIが作った俳句を、句会に出してもいいですか?

会やコンテストによって決まりがちがいます。応募の決まりに、AIを使った作品の扱いが書かれていることがあるので、出す前に確かめてください。迷ったら、主催者に聞くのが確実です。

ChatGPTの添削は、お金がかかりますか?

ChatGPTは無料で使えます。無料のままでも、文字のやりとりで添削の相談ができます(2026年10月に公式の案内で確認)。

短歌の下の句を考えてもらうこともできますか?

できます。上の句(五・七・五)を書いて「下の句(七・七)の候補を3つ」と頼むと、案を出してくれます。案をそのまま使うより、ヒントにして自分の言葉で作るのがおすすめです。

旧かなづかいでも見てもらえますか?

頼むことはできます。「旧かなづかいで書いています。かなづかいは直さないでください」と最初に伝えましょう。かなづかいの正しさは、辞書でも確かめてください。

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AIの画面・料金・できることは、提供している会社の都合でよく変わります。この記事は2026年10月16日時点の公式の案内をもとに書いています。 AIの答えはまちがえることがあります。お金・健康・契約にかかわることは、最後に必ず人(お医者さん・窓口・家族)に確かめてください。